[ 和気あいあいと、農業塾収穫祭 ]
2015/10/21
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(写真は6月20日撮影)
10月17日、 「NPO伊那里イーラ」と「田切農産」とが 共同企画した「農業塾」の収穫祭が、賑やか に開催され、本年の農業塾のしめくくりが出 来ました。 NPO伊那里イーラは、都市企業と農村の交 流を進める中で、現在、東京の企業3社、大 阪の団体1個と交流を深めています。 交流メニューは、皆さんも御存知のイーラプ ログラムを活用した体験ツアーで、中でも、 農業体験は人気メニューでもありました。 この経験から、「農業塾」に絞ったメニュー 開発が出来ないか、研究の必要性が生じまし た。 また、農業の新しいビジネススタイルを模索 する目的でも重要と判断し、試験的に以下の 内容で計画し実行することになりました。 1・私の畑コース(約1反歩) 20種類以上の無農薬野菜にチャレンジ 1家族 18000円 参加者30家族 2・私の田んぼコース(約1反歩) 無農薬、有機米にチャレンジ 1家族 15000円 参加者15家族 参加者は、10名が東京、名古屋から 20名が飯島町外から 15名が飯島町内から |
(写真は6月20日撮影)
参加者は、家族で参加されることもあって、 農業塾の会場は、いつも、賑やかでした。 特に、東京、名古屋の方は、毎月2回の土曜 日に高速バスや、自家用車でわざわざ駆けつ けてくれました。 都市住民の農村へのあこがれ、 田園回帰思考、 農業で癒されたい。 このようなニーズが、最近、高まっているそ うですが、これは現実であることが実体験で 理解できました。 また、地元の方の中には、農地はあるが、お 勤めが長かったので農業の秘訣について、専 門家にきちんと教えて頂きたい。というニー ズもありました。 さらに、無農薬での農業に強い関心もありま した。 このような人たちを対象にした、農業の新し い価値観は、高付加価値の新産業として大き な魅力があると思います。 農業者の高齢化が懸念されますが、その、伝 承技術を貴重な価値として教えるというビジ ネスが成り立つ時代でもあります。 |